今知るべき!クリスマスシンボルの由来

今知るべき!クリスマスシンボルの由来
クリスマス

クリスマスは、毎年楽しみなイベントですよね!

今年はどのケーキを食べようか?お肉は?と悩んでいる方、クリスマスになる前のことや、クリスマスシンボルの由来はご存知ですか?

実はシンボルにはそれぞれ意味があるのです。

今さら聞けないクリスマスのこと、知っておくとパーティーのネタになりますよ♪

・クリスマスになる前のこと

『クリスマス』の言葉は英語で『Christmas』と書きますが、これは『キリスト(Christ)の

ミサ(mass)』つまりキリストの生誕祭となります。

ただ、生誕祭というのは誕生日を祝うのではなく、誕生してくれたことに感謝してお祝いをしています。

そのため12月25日はキリストの誕生日ではないのです。勘違いをしてしまいますよね。

キリストの誕生日は正確にはわかっていません。

では、キリストが生まれる前は何もない日だったのでしょうか?

以前は冬至を祝う日でした。冬至は、一番昼間が短い日です。

この日から太陽の勢いが増して、光が強くなってくるのでお祝いをしていました。

273年、ローマ皇帝が12月25日を太陽神の誕生日と決め、その後キリストが正義の太陽と呼ばれていたので336年に教会が祭日と合わせてキリストの生誕祭にしたといわれています。

 

・クリスマスカラーの意味は?

クリスマスカラーといえば、赤と緑ですね。ほかにも、金や白もクリスマスカラーとして使われています。

このカラーには、それぞれに意味があるのです。

*赤*

キリストの血です。私たちを救うためすべての人の罪をかぶり、十字架の上で流した血のことを意味します。

それは、神のとても大きな愛を象徴するものです。

*緑*

ツリーには、常緑樹が使われます。常に緑が絶えない強い生命力を持っていることから、永遠の命という意味がこめられました。

*金*

高貴さ、希望などまばゆいものなどの意味があります。

キリストの誕生を知らせたベツレヘムの星(ツリーの一番上に飾られている星)を表しています。

*白*

クリスマスに降る雪のほか、純粋な心・清らかな魂を表しています。

白は「始まり」の意味もあるので、新しい年を迎えるための色でもあります。

この4色はクリスマスにはなくてはならない色といえます。

全てに意味があって使っている色だったのですね。

 

・もみの木は常緑樹?生命力が大切なツリー

クリスマスツリーといったら、もみの木ですよね!

でも、なぜもみの木なのでしょう?

「常緑樹」はご存知ですか?

寒い冬の中でも、青々と葉を茂らせているとても生命力の強い木のことをいいます。

クリスマスの発祥はドイツ。

樹木を信仰していたドイツは常緑樹を聖なる木として飾っていました。

クリスマスの時期に、手に入れやすかった常緑樹がもみの木だったこともあり、定着したのではといわれています。

キリスト教では、もみの木の三角形が三位一体を表し神の力を宿すとして、キリスト教の建物・楽器などに使われてきたこともあったようです。

だからといって、クリスマスツリーはもみの木でなければいけないわけではありません。

常緑樹であれば問題ないとされているため、月桂樹や松などが使われる場所もあるようです。

 

・ツリーの飾りにはそれぞれ意味があった!

カラーやツリーにはきちんとした意味があったように、ツリーを華やかに彩る飾りつけにも意味があります。

ひとつずつみていきましょう。

*クリスマスツリーのトップスター*

ツリーの一番上に大きな星を飾りますよね。

東方の博士たちを幼子イエスへと導いた星を表していて、この星によって救いの主が誕生したと悟りました。

イエスのいた現在のイスラエルであるベツレヘムという町に、博士たちを導いたといわれています。

*靴下*

サンタクロースのモデルであるニコラオスが、窓から金貨を投げた際に靴下の中に入ったという話から、靴下を飾るようになったといわれています。

*キャンドル*

世を照らす光と呼ばれているキリストを表しています。

*ベル*

救い主のキリストが誕生したことを知らせるものです。

*ヒイラギ*

十字架に貼付けられる前、キリストはいばらの冠をかぶっていました。

ヒイラギの葉は、トゲのようなものがあります。それはいばらの冠の象徴。

それと、ヒイラギには赤い実があります。

その実は、キリストが流した血であり、緑の葉は永遠の命を表しているのです。

飾りつけにも、さまざまな意味が込められているのですね。

 

・クリスマスライトの元は・・・

クリスマスツリーには、ライトが飾られていますよね。

今は当たり前となっていますが、以前はロウソクが使われていました。

ツリーにロウソクなんて、火事になる可能性が高くとても危険です。

居間にはいつも水を張ったバケツが置かれていました。

19世紀の終わり頃、アメリカの電話会社の職員があることに気づいたのです。

電話の交換機に使用している電球、これをツリーのロウソク代わりに使用できないものか・・・

そこから、危ないロウソクより安全で手軽に使用できるライトの方が使いやすいと広まり、

現在のようなクリスマスライトに変わりました。

最初はロウソクから始まったのですね。

ちなみに、クリスマスライトは空に輝く星を表しています。

キラキラ光る星に見えるよう、現在のクリスマスライトはどんどん進化しているのです。

 

いかがでしたか?

クリスマスシンボルの由来、なんとなくクリスマスを楽しんでいましたが、すべてに意味があったのですね。

今年のクリスマスは一味違ったものになりそうです。

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