みんな大好きなサンタクロースの謎
何でクリスマスにサンタクロースが現れるの?
クリスマスとサンタクロースがなぜセットに?
そんな疑問を解決しちゃいましょう!
〇サンタクロースって誰?
サンタクロースって誰?
そんな疑問を持ちますよね。
サンタクロースの起源は、実在していた聖ニコラスという司教です。4世紀頃、ミュラという古代都市にいました。
聖ニコラスは、弱い人を助ける伝説で知られています。
サンタクロースという名前の由来でもあります。国によっても呼び方は異なりますが、北米に移住したオランダ人がシンタ・クラースと呼んでいました。それがだんだん変化していき、現在のサンタ・クロースと呼ばれるようになったのです。
サンタクロースは一般的に、赤い服を着たおじさんを想像しますよね。しかし、聖ニコラスを表しているサンタクロースは司教の格好をします。
どちらもサンタクロースですが、聖ニコラスのサンタクロースは日本では珍しいですね。
〇実は別のイベント?!クリスマスとサンタクロース
サンタクロースとクリスマスは、セットというイメージが強いですよね。しかし、直接関係しているわけではないのです。
先ほど紹介したように、サンタクロースは聖ニコラスが起源です。
12月に聖ニコラスの祝日があり、同じ月にクリスマスがあります。そして、どちらもキリスト教に関わっているため、クリスマスに登場するのです。
日本でいうと、クリスマスと年末年始を一大イベントとして取り上げるようなことですね。
オランダでは、12月に6日(聖ニコラスの祝日)と25日(クリスマス)と2回祝います。2回も、クリスマスをするなんて驚きですね。
国ごとの文化や宗教により、祝日も変わってきます。
クリスマスとサンタクロースがセットの理由は、キリスト教で繋がり、聖ニコラスの伝説が語り継がれ、それらが合わさっていったからのようです。
〇靴下を置くことになった理由
プレゼントを入れてもらうための靴下を置くのは、クリスマスのお約束です。そうなったのは、聖ニコラスの伝説が関係しています。
ニコラスが司教になる以前のお話です。
隣に住んでいた貧しい家族には、3人の娘がいました。長女は、結婚をしたいという思いがありながらも、お金がないため娼婦にまでならなければいけないと追い込まれていました。
それを知ったニコラスは、夜になるとその家の煙突に金貨を投げ入れたのです。投げ入れた金貨が、暖炉の傍で干していた靴下の中に入ったのです。
その金貨のおかげで、長女は結婚することもできて救われ、次女と三女も同じように助けました。その家族は、隣人の若者のニコラスに感謝をしましたが、彼は誰にも言わないように伝え、去っていったのです。
この伝説が、枕元に靴下を下げ、寝ている間にプレゼントが入っているというしくみを作った理由です。
〇赤い服のサンタクロースはあの飲み物が関係している?!
サンタクロースといえば、白く長い鬚に赤と白の洋服に身を包んだ優しそうな顔のおじいさんをイメージしますよね。そのイメージには、有名な飲料のコカ・コーラが関わっています。
黒くて独特な味のシュワシュワとした炭酸飲料。クリスマスシーズンになると、雪が降っている中、サンタクロースが子どもにコカ・コーラのビンを渡し微笑む宣伝をよく目にしますよね。その宣伝が流行り、アメリカの影響が強い日本なので、サンタクロースも赤と白というイメージになるようですね。
聖ニコラスをイメージしている衣装などは、司教をイメージしているので雰囲気が少し違います。
どちらにしても、弱い人を助けたり子どもに優しいのは変わりません。サンタクロースのコスプレでは、圧倒的に赤と白のほうが多いですね。
〇サンタさんに会いたい!サンタクロース村
寝てる間にクリスマスプレゼントを置いて去ってしまうサンタクロース。会いたいという夢は、多くの人が持っていますよね。
フィンランドの北部、ロヴァニエミ市内にサンタクロース村があるのをご存知ですか?
その村には、サンタクロースが待つサンタクロース・オフィスやお土産ショップなど。シーズンによってオープンするショップもあるので、訪れる人は存分に特別な日を過ごせるでしょう。
サンタクロースからのお手紙が欲しい人には、サンタクロース・ポストオフィスがおすすめです。お手紙がサンタクロースから届くように申し込むことができます。赤のポストに投函すれば、クリスマスシーズンに届けてくれますよ。
他の国にいても欲しい場合、下記のサイトで期間中に申し込めば、こだわったデザインのお手紙を届けてくれるのです。
オフィシャルサイト
URL http://santaclausvillage.jp/santavillage/info/
いかがでしたか?
クリスマスに、プレゼントを持ってやってくる白いお鬚に赤い洋服のサンクロースの由来。意外と知らない関係が隠されていましたね。
サンタクロースについて深く知って、クリスマスをもっと楽しみましょう。
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